性的対象 (東京事変のアルバム風に)

必要ヴォルティスロボこと、つぃっ太のツイッターでのつぶやきを更に突っ込んで整理、発表したい時に利用しようと思います。 https://twitter.com/sangatukitijitu 主に 能年玲奈の事 あまちゃん他ドラマの事 ももクロちゃんの事書いてます。 

日記的な何か(仮) 能年玲奈 少年

アーカイブが無いって物凄く不親切なblogだと思うけどね、このスペース。

そんんわけで、ブログのタイトル部分をアーカイブにしてみます。タイトル部分に「論」とある時はある程度主張をまとめてますが、まとまってない散文はその文字を入れないようにして。

 

気がつくと更新が滞っているのがブログというやつで、で、その内書き込みなんかしなくなる。書きたいことは沢山あって、ネタみたいなのは渦巻いてるんですけどね。

ひとつのテーマで長く文章を書くということが出来ないんですねえ。勉強嫌いだったもんで、そういう訓練ができてない。

 

でも、いろいろ書き続けたいとは思うし、ツイッターでは散文になってしまう事をちょっとまとめておきたいとも思うのです。文章書くの好きなんですよ。で、それを読んでもらいたいってう欲望は確かにあるんです。この自分自身の気持ちを裏切らない。

 

「好きなものを好きだってちゃんと受け入れること」能年さんも言ってます。

わたし自身は嫌いなものばかりでソレといかに折り合うかだけでつかれてますけど。こちらが人生のテーマだったりますけどね。

 

能年玲奈について見つめ続けて、この人の何に惹かれてるのか。演技が素晴らしいって気づいて、そしてそれが私が本格的に人の演技ってものに注目するきっかけだったりもするんですが。勿論そこもポイントではあるんです。

この人は役者の王です。女王じゃないんですね。王様。襲名してると感じるんです。日本の芸能ってものが本道としてあって、その王様。今や若くして王だと。勿論まだまだ未熟な部分も多々あるんでしょう。しかし、最早この人が王であること自体は揺るがない。そんな存在だと。そこに惹かれるというのは勿論あるんです。

 

しかし、この部分を除いてみて、私はこの人の何にこんなに惹かれてるのかなと。

私が、この人の写真の中で一番好きなのがあるんですけど。ROLAって雑誌の11月号(これ、今年の7月創刊の新雑誌なんですねえ)17ページの写真。この雑誌の能年さん特集の写真はどれも好き(かなりオススメです!)ですけど、その中でもこれ。

 

となりの16ページが、こちらを見つめて微かに笑ってるショットなんですが。

その次の見開きになってる17ページ。無表情にカメラの一点を見つめている。

明らかに不機嫌なんですよ。無表情。「ンだよコラ。まだ撮ってんのかよ」と言わんばかりの表情。両方の写真とも、とても自然に撮られているんですけど、このワンショットは宝物のように感じる。カメラマンも「よっしゃ!」って歓喜したと思いますねえ。この写真が撮れたとき。この人は明るく元気で裏表無い天然少女とかいうパブリックなイメージとは別に、内実は鋼鉄のカーテンを敷いて本質を私たちに見せない人なんですが、これはその一瞬の隙を捉えたベストショットだと思う。

 

「生意気」なんですよ、この子。小癪な奴なんです。

 

抵抗感、躍動感がある。溢れてるんです。女の子的な、少女趣味なソレじゃない。あの、独特な粘り気というか、ある種の汚らしさを感じない視線。立ち居振る舞い。

男性なんです。男性的を通り越して。この子の中には男が息づいてる。思春期の躍動する男の子。これがとてつもなく魅力的なんだなあ、と。

 

今月号のcutで、能年さん特集を組んでまして。この人はいっつも何がしか怒ってるところがあるという。青春の苛立ちみたいなもの、爆発しそうなエネルギーを絶えず燃やしてる。燃えてる。その耀きが、コロナのように私たちを照らす。

私はこの熱にヤラレてしまってるんだなあ、と。日々眩しく彼女を見てます。