日記的な何か ももクロちゃんにとってあーりん、しおりんの意味。
昨日の日記に書いた話の続きなんですけどね。物語は伝説と神話に分かれるというヤツ。
伝説って量産されるんです。キャラクターに汎用性がある。先代の主人公と、次の主人公の間に多くの共通点を有する。神話は伝播するんですね。不世出となるヒーローヒロインを一代記的に描くんです。私なんかは古い世代の人間で、昔のロボットアニメとかは唇ロボってのが全盛でした。特別なヒーローの特別なロボットが主役です。これを覆したのがガンダムでした。ガンダムの偉大さは、ただこの一点に尽きるんじゃないかとすらいえるかもしれない。そう、ライディーンはそのものズバリ神の神話ですが、ガンダムはアムロ達の伝説なんですね。
全ての物語に通底するキャラクター造形の基礎、見せ方の基本かと思うんですね、これ。
神話は伝説となり、伝説から神話が生まれる。この後先は良くわかりません。
ただ、神話になれるヒーローは本当は限られてます。星屑は数多あり、その中にはほかの星屑より少しだけ輝く星もある。でも、本当の星って言える星なんて、それこそ「目に見えるくらい」しかない。
それでも私たちは星空にいろんな夢を見るんですよね。あの小さな星は私の星だ、なんて。
それでタイトルに飛びますと。
私はももクロちゃんたちというのは星座だと思ってるんです。星座っていうのはそのままならあまり目立たないけれど、明らかに他の星屑よりは明るい星をいくつかつなげて、あたかもそれが一つの星であるかのように語る行為。
ももクロの奇跡は、その星座としての美しさにある。例えるならオリオン座。星座のことなんて何も知らない人であっても、私たちはオリオン座はすぐに見つけられると思う。というか、オリオン座を作ってしまう。北極星を中心に動いて見える大熊座なんかは星座の元祖でしょう。
まあ、適当に当てはめるならビートルズは大熊座であり、ももクロちゃんたちはオリオン座くらいに思ってください。そういう5人(プラス1)。
タイトルだけ書いてほったらかしの高城れにちゃん。彼女はあのグループの夜だと思って見てる。全てを柔らかく静かにそっと包み込む存在。無限に広がる存在。
夏菜子が太陽。そして隠れてしまった月が早見あかり。これを見上げて走り続けている人がモモカ。ももクロって結局、有安杏果のグループなんじゃないか。彼女の戦いと成長を見守る伝説なんじゃないか。そう思ってる人って意外と多いと思う。
じゃあ、あーりんと、しおりんってなんなんだろうなあ。
私はこの答えがまだ見つけられないでいます。